●過電流継電器 (OCR)
一定値以上の電流が流れたときに動作し、時限的な過電流の検出、瞬時の短絡電流検出の2要素がある。
●地絡過電流継電器 (OCGR、GR)
一定値以上の地絡電流(零相電流)が流れたときに動作。零相電流は、零相変流器 (ZCT)で検出するが、誤動作が懸念されるためケーブルのこう長(水平距離)が長い場合など対地静電容量が大きい電路では地絡方向継電器 (DGR) を用いることが望ましい。
●過電圧継電器 (OVR)
予定値を超える電圧が回路に加わった場合に動作する継電器で、発電機の故障等による過電圧から機器を保護する。
●不足電圧継電器 (UVR)
電路の電圧が予定値以下に低下した場合に動作する継電器で、停電や負荷の短絡等に伴う電圧低下の警報用、予備発電機の起動指令に使用される。
●地絡過電圧継電器 (OVGR)
配電線の地絡事故時に発生する零相電圧を検出して動作する継電器。OVGRは、単体で使用されることはまれであり、DGRと組み合わせて使用される。
●地絡方向継電器 (DGR)
零相電圧と零相電流とで地絡方向を判定し動作する。複数のフィーダを有する配電用変電所に設置されるDGRの場合、零相電流はZCTの二次側電流によって検出され、零相電圧は、接地形計器用変圧器で検出し、その位相関係から地絡配電線を選択遮断するもの。
●短絡方向継電器 (DSR)
線間電圧と相電流との組み合せで短絡位置の方向を判定する。過電流継電器では検出が困難なループ系統や両側に電源を有する系統で、故障区間を選択して動作する継電器。

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